第382号 編集後記
宇宙から眺めると「地球は青く見える」らしい。地球全体の約70%を海が占めているのだから納得できる。水平線を眺めると人間はちっぽけな存在だと悩みは吹っ飛んでいく。 だが、「広く大きな海」を侮ってはいけない。表面の印象とは違…
宇宙から眺めると「地球は青く見える」らしい。地球全体の約70%を海が占めているのだから納得できる。水平線を眺めると人間はちっぽけな存在だと悩みは吹っ飛んでいく。 だが、「広く大きな海」を侮ってはいけない。表面の印象とは違…
ロシアがウクライナに侵攻して、状況はますますエスカレート。 異国の地にいる人たちは、悲惨な日々になすすべもなくおびえている。この地球上で生かされている「命の重さ」。 戦争の死者数が淡々と報道される現実が恐ろしい。子どもた…
ロシアがウクライナに侵攻した。軍事力を駆使するなんて言語道断。 果ては、「ロシアの平和維持部隊の派遣」とはよく言うね。 見た目で判断したくないが、鉄面皮のような表情のプーチン大統領は苦手だ。領土だの、エネルギーだのいいじ…
第6波の新型コロナウイルス。オミクロン株の陽性者数が日々更新され、じわじわと不安をあおる。否応にも心に霧がかかる。 その霧がどんどん広がり全身を覆いつくされそうになる。心の霧を晴らそう。と、本を手にする。けれど、行も頁も…
初めてのパルスオキシメーターを装着した。年末に受けた手術入院でお世話になったこの医療機器は、コロナ感染症での肺炎リスク検査でもお馴染みだが、血液の酸素供給が正常に行われているかどうかを測定するアイテムだ。 しかし、今回の…
南アフリカで新たな変異株が確認された。途上国や紛争を繰り返す国を打撃する新型コロナの脅威。2年越しに及ぶパンデミックで地球全体が揺れている。 そして、世界中で住む場所もない貧困にあえぐ人がいる。国内外で弱者が取り残される…
コロナ収束予想、眞子さん会見…と、庶民の関心事が浮遊している間に、衆議院解散総選挙の宣告。政治決戦の火ぶたが切られた。 弊紙が発売される11月1日には、結果が判明。国民の審判が下る。衆議院の解散権は総理大臣の専権だ。その…
「人間の成長はどこかで人間性の衰退のように思う」。85歳の芸術家は地震の絵を前に述懐する。「5歳の時を頂点に純粋、無心、無邪気、素朴はその後の僕の絵からはすっかり消えてしまっている」。60年にわたる作品群。横尾忠則東京店…
新型コロナウイルスは変異株という形でどんどん感染拡大が広がっている。 まさか2年目のお盆休みも家族全員が顔を合わせられないとは…。取材も営業活動もままならず。 その影響だろうか、身体の不調が続き、病院通いでの外出とは皮肉…
真っ青な空に雲の峰。太陽はエネルギーに満ち容赦なく大地を焦がす。土に根を張り向日葵の花は太陽に笑顔を向け、ゆらりと揺れながらも、すっくと立つ。 植物は4億年程の時間をかけて少しずつ枯れて腐り養分になり豊かな大地を育んだ。…