第376号 編集後記

コロナ収束予想、眞子さん会見…と、庶民の関心事が浮遊している間に、衆議院解散総選挙の宣告。政治決戦の火ぶたが切られた。
弊紙が発売される11月1日には、結果が判明。国民の審判が下る。衆議院の解散権は総理大臣の専権だ。その “伝家の宝刀”を抜いた100代目総理大臣の岸田首相。
錦秋の華やかな風情と重なり、「政は祭り」だなぁと、妙な感心もしながらの2021年の解散選挙。18歳の若者から高齢者までが喧しい世事の隙間を縫って選挙権を行使した。さて、宝刀の切れ味はいかがか?

(安)