第332号 編集後記

連続立体交差事業の取材をしていて、未知の言葉に出会った。
駅の踏切や駅ホームなど、駅に関する話の流れから、思い込みと浅はかな知恵でメモった字の間違いを市の都市整備部担当者に指摘されたのだ。
便駅ではなくて、便益だという。駅に便利と理解をしたつもりが大きな勘違い。
便益とは…。奥の深い言葉だわ。経済学を学んだ人や土木工学関係者ならばすんなり理解できるそうだが、意味を探ってみると、便宜と利益。
都合がよく利益のあること。(製品やサービスを利用することで消費者が得られる有形、無形の価値のことをいう)とある。
経済効果と個人の価値観についてクルクルと頭をひねったが、想像力の範疇を超え悩ましいばかり…。

(安)